2024年3月の投稿[7件]
2024年3月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年3月27日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
書店で日経サイエンス2024年5月号を買うついでにナショジオの『写真の世紀』 を購入。
何か自分の写真の参考にならないかなと思ったけど、さすがにレベルが違い過ぎた。見ていて感情をかき乱されるような圧倒感がある。SNS映えしそうな写真たちではあるけれど、ただ素晴らしいでは終わらない写真を載せるというのを雑誌の使命として持っているような気がする。
日本のSNSの写真界隈だと写真のやり方にいろいろと主張があるけど、ナショジオの写真を見ると写真からのメッセージ性や作家性をすごく押し出していて、そのための手法にこだわらないような、そんな印象がある。photographの日本語訳を「写真」としたためか(特にネット上で語る人たちは)日本語での「真実を写す」という概念に囚われているところがあるように感じているけれど、photographというのはあくまで光を撮像する美術的手法であって、真実性にこだわる以上にそこから何かを引き出すことができるのが写真家なのかな……なんて考えたりした。#写真
今週末公開の「オッペンハイマー」に合わせた特集が読みたくて買った日経サイエンスは、安定してどの記事もワクワクする内容で楽しかった。今は自分で稼いでいるし、学生時代にできなかった年間購読をしてもいいかなぁ。(当時学割で買えばよかったのにと後悔してたり)
何か自分の写真の参考にならないかなと思ったけど、さすがにレベルが違い過ぎた。見ていて感情をかき乱されるような圧倒感がある。SNS映えしそうな写真たちではあるけれど、ただ素晴らしいでは終わらない写真を載せるというのを雑誌の使命として持っているような気がする。
日本のSNSの写真界隈だと写真のやり方にいろいろと主張があるけど、ナショジオの写真を見ると写真からのメッセージ性や作家性をすごく押し出していて、そのための手法にこだわらないような、そんな印象がある。photographの日本語訳を「写真」としたためか(特にネット上で語る人たちは)日本語での「真実を写す」という概念に囚われているところがあるように感じているけれど、photographというのはあくまで光を撮像する美術的手法であって、真実性にこだわる以上にそこから何かを引き出すことができるのが写真家なのかな……なんて考えたりした。#写真
今週末公開の「オッペンハイマー」に合わせた特集が読みたくて買った日経サイエンスは、安定してどの記事もワクワクする内容で楽しかった。今は自分で稼いでいるし、学生時代にできなかった年間購読をしてもいいかなぁ。(当時学割で買えばよかったのにと後悔してたり)
2024年3月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
絵柄の私物化なるワードに対する愚痴
絵柄の私物化ってワードがXで出てるけど、「絵柄」って画像生成でいえばプロンプト(やモデル等の選択)に当たるものだと思うんだけど、あの手の人たちはプロンプトやモデルやファインチューニングの組み合わせを秘匿している人に対して私物化だって言うのだろうか
それらが努力や試行錯誤の結果だから守られるべきというなら、絵柄も同じなんですけどね。単にそれを著作権法の範疇に入れると問題が出るから極端な模倣によるトラブルは別の法でカバーされているだけで、著作権法だけを金科玉条として振り回して暴論を言っていいわけじゃないでしょうと思う
その前の才能の民主化に対して共産化だろって言われてたけど、共産主義がなぜ上手く行かなかったのか分かる気がする。結局、怠惰な人間に引きずられて価値を生み出せなくなっていくから失敗するんだろうな。
最近のネットは弱くて怠惰な人にやさしい感じを出していてそういうゆるい感じが正しいみたいな雰囲気だけど、そこに澱のようにたまっていく人間の悪徳が耐え難い腐臭を放つようになってきている感じがする。畳む
絵柄の私物化ってワードがXで出てるけど、「絵柄」って画像生成でいえばプロンプト(やモデル等の選択)に当たるものだと思うんだけど、あの手の人たちはプロンプトやモデルやファインチューニングの組み合わせを秘匿している人に対して私物化だって言うのだろうか
それらが努力や試行錯誤の結果だから守られるべきというなら、絵柄も同じなんですけどね。単にそれを著作権法の範疇に入れると問題が出るから極端な模倣によるトラブルは別の法でカバーされているだけで、著作権法だけを金科玉条として振り回して暴論を言っていいわけじゃないでしょうと思う
その前の才能の民主化に対して共産化だろって言われてたけど、共産主義がなぜ上手く行かなかったのか分かる気がする。結局、怠惰な人間に引きずられて価値を生み出せなくなっていくから失敗するんだろうな。
最近のネットは弱くて怠惰な人にやさしい感じを出していてそういうゆるい感じが正しいみたいな雰囲気だけど、そこに澱のようにたまっていく人間の悪徳が耐え難い腐臭を放つようになってきている感じがする。畳む
小林製薬の紅麹製品のリコールが出ているけど、これはなかなか怖い案件。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240...
主にヨーロッパで害が報告されているシトリニンについて事前に調査してないとは考えづらいので、シトリニンが入ってないから大丈夫と思っていたら未知の成分がアレルギーを引き起こしていたとなるのは本当に怖い。ましてや微生物のロット依存で出たりでなかったりなんてなったらもう……。
天然自然のものだから安心という物言いが世間では広まっているけど、天然物なんて人間がすべてをコントロールできるわけではないのだから常にこういうリスクは伴う。麹製品が悪ではないけども、植物性・動物性・発酵食品のどれも問わず、管理された合成品ではないなら何かしらの未知の危険性はありうるという意識は持っていたい。現代社会はうまいこと管理されすぎているのか、自然の恐ろしさというものに無頓着なところが生まれているのが怖いんだよね。
追記:
https://www.kobayashi.co.jp/corporate/ne...
小林製薬は日本で使われている紅麹がシトリニンを生成しないことを確認しているみたい。これをもって安全な紅麴として製品化したけど、何かの拍子に想定外の成分が出るようになってしまったとかなのかな…。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240...
先月5日、小林製薬は社内で対応を協議し、原因として製造過程でできる▽「米紅麹ポリケチド」や▽「シトリニン」、それに▽「異物または不純物の混入」、▽「アレルギー」の4つの可能性を検証するよう研究部門に対し指示したということです。
中でも紅麹を作る過程でできることがある「シトリニン」という毒素については、医師からも製品に含まれていないかと問い合わせがあったということですが、原料となった紅麹からは検出されませんでした。
▽原料を使った製品を改めて分析したところ、一部の製品と原料に製造過程で意図していない成分が含まれている可能性があるという結果が出たということです。
この成分が何かはまだ特定できていないということで、大学の研究室とともに調査を進めているということです。
主にヨーロッパで害が報告されているシトリニンについて事前に調査してないとは考えづらいので、シトリニンが入ってないから大丈夫と思っていたら未知の成分がアレルギーを引き起こしていたとなるのは本当に怖い。ましてや微生物のロット依存で出たりでなかったりなんてなったらもう……。
天然自然のものだから安心という物言いが世間では広まっているけど、天然物なんて人間がすべてをコントロールできるわけではないのだから常にこういうリスクは伴う。麹製品が悪ではないけども、植物性・動物性・発酵食品のどれも問わず、管理された合成品ではないなら何かしらの未知の危険性はありうるという意識は持っていたい。現代社会はうまいこと管理されすぎているのか、自然の恐ろしさというものに無頓着なところが生まれているのが怖いんだよね。
追記:
https://www.kobayashi.co.jp/corporate/ne...
小林製薬は日本で使われている紅麹がシトリニンを生成しないことを確認しているみたい。これをもって安全な紅麴として製品化したけど、何かの拍子に想定外の成分が出るようになってしまったとかなのかな…。
2024年3月21日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
「SF界の長老」ハインラインが行っていたファンレターへの独特な返信方法とは? | GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240320-heinl...
面白い記事だった。定型文の中から選んでチェックして返信するという内容だったのだけれど、これを見ると今のSNSで繰り広げられる創作者の頭痛の種もあまり変わってないのだなぁと思う。丁寧に対応しようとする創作者は多いけれども、実際のところこういう簡単でかつものによっては「言及しない」という返答をするのは大切なのではと思う。
厚意には厚意で応えるものだけれども、不躾な人間や勝手な思い込みを投げつけてくる人間に丁寧に対応する必要はないのだ。たとえ、それによってSNS上で不躾な人間や勝手な思い込みを投げつけてくる人間に火を付けられようとも。燃え盛る小屋の中で子を産むがごとく、創作者は作品を生み出すことで黙らせるのが一番なんだろうと思う。
このあたりの項目を読むと面倒な読者と言うのは古今東西どこにでもいるんだなと思う。SNSで可視化されてさらに度合いが悪くなっているように感じているけども。
逆に
この項目は茶目っ気があって好き。嫌味ではなく、どういう理由でか中身のなかった封筒に悪意を見出さないで良い気持ちが詰まっていたと見なすのは、特に今の時代は大切だと思う。
推し作家からこんな返答が来たら生涯推すと思う。せっかく感想を送るなら、こういう風に思ってもらえるようなものを送りたいと思う。(けど、なかなか難しいとも思う。他人にささげる言葉は難しい)
https://gigazine.net/news/20240320-heinl...
面白い記事だった。定型文の中から選んでチェックして返信するという内容だったのだけれど、これを見ると今のSNSで繰り広げられる創作者の頭痛の種もあまり変わってないのだなぁと思う。丁寧に対応しようとする創作者は多いけれども、実際のところこういう簡単でかつものによっては「言及しない」という返答をするのは大切なのではと思う。
厚意には厚意で応えるものだけれども、不躾な人間や勝手な思い込みを投げつけてくる人間に丁寧に対応する必要はないのだ。たとえ、それによってSNS上で不躾な人間や勝手な思い込みを投げつけてくる人間に火を付けられようとも。燃え盛る小屋の中で子を産むがごとく、創作者は作品を生み出すことで黙らせるのが一番なんだろうと思う。
・私の物語を何年も楽しんできたとのことですが、どうして、ある物語が嫌いになるまで待ってから私に手紙を書いたのですか?(なぜ好きな時は手紙をくれなかったのに、嫌いになった時に手紙を送ったのか?)
・私は、同僚の作品や自分の作品については論じません。小説家は多角的な視点から書くものであり、たとえ一人称の登場人物であっても、その意見は必ずしも作者のものとは限らない。小説は娯楽として売られるものであり、事実として売られるものではない。
・サイエンスフィクションというジャンルは、科学や技術に関わる要素が省かれたら存在しなくなるような物語です。ジャンルに関する完全な議論については、私の「THE SCIENCE FICTION NOVEL」という論説を参照のこと。
・「Who's Who in America 1974-1975」は、作家に関する参考書です。(それを読んだらわかる通り)私は私生活、政治、宗教、哲学については論じません。
・法的な理由から、未発表の原稿は読みません。
このあたりの項目を読むと面倒な読者と言うのは古今東西どこにでもいるんだなと思う。SNSで可視化されてさらに度合いが悪くなっているように感じているけども。
逆に
・切手を貼って宛名を書いた封筒をありがとうございます。滅多にないご厚意です。
この項目は茶目っ気があって好き。嫌味ではなく、どういう理由でか中身のなかった封筒に悪意を見出さないで良い気持ちが詰まっていたと見なすのは、特に今の時代は大切だと思う。
・返事は期待していないとのことでしたが、あなたの手紙がとても嬉しかったことを伝えたいです。私は、あなたが海を渡り、風を追いかけ、そして人生を通して幸せな航海をすることを祈っています。
推し作家からこんな返答が来たら生涯推すと思う。せっかく感想を送るなら、こういう風に思ってもらえるようなものを送りたいと思う。(けど、なかなか難しいとも思う。他人にささげる言葉は難しい)
2024年3月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
砂電池というものがあるらしい。
https://gigazine.net/news/20240315-giant...
砂にエネルギーを貯めるというのはなんとなく他にもありそうでパッと思いつかない。砂の比熱は水(比熱 1)に比べると約5分の1くらいらしいので、熱交換を重視した使い方になりそう。どれくらいのエネルギーを蓄えられるかによるけど、エネルギーグリッド全体から見ると「砂電池」というより、「熱コンデンサ」みたいになりそうな感じがある。
比熱が小さく熱交換に使うとなるとオイルバス的なものが思いつくけど、それに比べると砂は取り扱いやすいし安全性も高いので、断熱タンク内の熱分布を制御できるならなかなかクリーンで安全な装置なのかも。
https://gigazine.net/news/20240315-giant...
砂にエネルギーを貯めるというのはなんとなく他にもありそうでパッと思いつかない。砂の比熱は水(比熱 1)に比べると約5分の1くらいらしいので、熱交換を重視した使い方になりそう。どれくらいのエネルギーを蓄えられるかによるけど、エネルギーグリッド全体から見ると「砂電池」というより、「熱コンデンサ」みたいになりそうな感じがある。
比熱が小さく熱交換に使うとなるとオイルバス的なものが思いつくけど、それに比べると砂は取り扱いやすいし安全性も高いので、断熱タンク内の熱分布を制御できるならなかなかクリーンで安全な装置なのかも。
サイトの方をだいぶ放置してしまっているけど、そろそろ再始動してサイトデザインを変えたりしたい。Wordpressを勉強するために本も買ったし!
写真を多めに載せても見られるような、スタイリッシュ寄りのデザインを目指したい。
写真を多めに載せても見られるような、スタイリッシュ寄りのデザインを目指したい。
https://www.cnn.co.jp/world/35217061.htm...
表現の自由というのがやたらと言われているけれども、正直、行き過ぎた意見やSNSで加熱濃縮される悪意を見ていると、企業側から悪し様な印象操作をしているインフルエンサーへ訴訟が起こされるのは当然というか、むしろその方が健全なのではと思ってしまう。それくらいには、今のSNSの現状は見ていて不快なものにあふれている。
SNSは何を言ってもいい場所だと思っている人、多すぎなんじゃないかな。