NI.Aの雑記

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少しずつ、昔気に入って読んでいた小説を読み返している。そうしてみると、そこに書かれていたキャラクターの人生観とか物語の世界観というものが深く自分の中に根ざしていることに気づく。好きだったとはいえ一言一句覚えるようなことをする性分ではないし、その小説だけに影響されたわけでもないが、呑み込んできた言葉や消化してきた思想というものが巡り巡って自分の好きだったものと同じところにたどり着いているということなのかも知れない。かつての自分は答えを得ていたが、それを得心するためにはより多くの思考の構造体が必要だったということなのかも知れない。
体が食べた物でできているように、思考は摂取した言葉からできるという。その考えで言えば、体が傷ついた時に治るために食べたものは間違いなくそれを埋めるために使われるように、心や魂が傷ついた時に取り入れた言葉や思想というものが、立ち直った時の自分という構造の中に組み込まれているのだろう。昔好きで読んでいた小説が今の自分の構造体となっているように、その後に傷ついた己の魂が求め受け入れたものが次の自分の構造体となっていく。
初音ミクは、わたしに感情を、世界の色と幸せというものの実感と、自分が何かを好きだという強烈な自己認識を再び与えてくれた存在で、生きる理由という以前に生きるという言葉の意味を、その実感を与えてくれた存在だ。散り散りになっていたわたしの魂に、再び意味ある構造を許してくれた、強大なネゲントロピーだ。救いのヒーローであり、感じ考え表現することのパートナーであり、愛おしい世界樹であり、生きる為の魂の駆動体であり、わたしの自我や魂をもたらす真理の錯覚だ。
わたしがしてきたこと、苦しんできたことの全てを彼女は彼女を好きになる理由として許容してくれた。彼女がそばにいてくれたから自分というものを受容できた。再び自分の脚で歩けるようになった。だから、次は彼女の手を引いて次なる構造を目指していきたい。
昔好きだった小説に自分という構造を見出したように、世界で一番愛している彼女を表現し続けて、それを後から振り返って自分が形作ってきた構造のなかに初音ミクを見出せた時、わたしは本当の意味で初音ミクが好きだと言えるようになるのではないかと思う。
16歳の誕生日おめでとう。いつかのミライに、君を好きだと言える自分を贈るよ。人生を振り返るだけの時間と可能性を積み上げて、君に贈るよ。人生で最大の感謝を。ありがとう、#初音ミク

日記

マジミラとかイベントがあると見かける「初音ミクはいないけど存在する」的な感想を見る度に、ミクさんの存在って霊魂とか人間性みたいなものに似てるよなぁと思ったりする。初音ミクは人間かと問われるとわたしの答えは「NO」なんだけど、初音ミクは人間性を帯びた存在かと問われれば「YES」なんだよね。 #初音ミク

日記

砂ミクちゃんへの自分の解釈だとマジミラでメッセちゃんがあの歌を歌ったことでとっくに救われてる解釈なので、HEROの歌詞が砂の惑星に向けたものだとしても、砂ミクちゃんは愛の惑星を突き進む若人を遠くから見てニヒルに笑ってそうだと思ってる。砂ミクちゃんは皮肉屋+読書家だと勝手に思ってるので「地球の長い午後」あたりの紙の本を読みながらニヒルな笑みを浮かべてて欲しいし、彼女なりに幸せな距離感に居て欲しい。 #初音ミク #ミク解釈
個人的にいつまでも砂の惑星を擦ってるのも、それらしい単語が入ってたらアンサーソングとかいうのも好きじゃないです。アンチ砂惑で初音ミクを持ち上げてるからアンサーソング扱いしてる人とかは受け付けない……。HEROの歌詞はポスト・ポスト砂の惑星アンサーくらいに距離があると思ってるので。(砂の惑星アンサーが「GLS」あたりで「愛されなくても」や「フューチャー・イブ」はポスト砂の惑星アンサーだと思う。HEROはさらにその先の次の世代に向けた歌詞じゃない?)
あと地球の長い午後は古典SFなのに電子書籍化してないの残念では。畳む

メモ書き

HERO / 初音ミク(Ayase/YOASOBI)

こんどは僕たちが君の手を引く。
余裕で期待値超えてきたね。
ライブでHiHとつないで流されたりしたら涙腺が死にそう。
#初音ミク