NI.Aの雑記

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MetaのAIでアジア人が一時生成不可に、「アジア人と白人のカップル」を出力できない問題で
https://gigazine.net/news/20240405-meta-...

 AIの難しいところは「±1σの世界の住人」であるところな気がする。±1σというのは統計の用語でガウス分布のピークから標準偏差σの分だけ左右に広がった幅の部分を指して、全体の約68%を含む部分。AIはその学習から結果を導くわけだけど、学習した時のソースはより広範なものから学ぶほどに統計的な平均に近づいていくし、何かしらのものの出現頻度からも人類が思う平均であったり普通という概念が強くなっていく。
 アジア人と白人のカップルというのは「一般的」ではないからこそAIが出力できるか確認されるし、AIは「一般的」ではないから簡単にはその出力ができない。AIにこだわった内容のものを出させるには、あれこれと手を加えてやらなければならなくて、「±1σ」の68%に入らないものをAIに出させるのは難しいのだろう。
 ほとんどの人は「±1σ」の世界で生きているし、だからこそAIの出力で問題になるのはそういう人たちが疑問に思わないような専門的だったり個人的だったりするようなものになっているんじゃないだろうか。そして、こだわりのない人たちがAIの出力で満足しているのも、AIイラストやAI小説でよく見る場面になった。
 いずれはもっと優れたAIが生まれて「±2σ(95%):統計的に有意」だったり、もしかしたらそれよりもはるかに広い範囲の値まで正確に答えられるようになるのかも知れない。でも、今は無理だろう。良くも悪くも「常識的」な±1σな世界の住人たちのツールが、今のAIだと思う。今のレベルのAIが世界中に広まるなら、その「常識」の範疇だけが正しい世界だと思う人間を増やして差別や嘘が蔓延するようにさえ思う。「常識的」な人間が傲慢で頑ななのは、そこから外れたことがある人なら分かることだと思うし、その頑なさをAIが克服できなければ人類のパートナーとしてのAIは達成できないだろう。シンギュラリティなんてはるか彼方の話だ。
 AIはクリエイティブに使えると言われているけれども、今の時点ではあくまで補助ツールとしてだ。発想そのものを完全にAIで置換するとしたら、「±1σの世界の住人」のままでは使い物にならないだろう。猿にシェイクスピアを打たせるように、そのランダムな出力に面白さを見出すことはできるけれども、その面白いという発想をしているのは、まだ人間なのだ。

AIについてはこういう記事も出ていた。

AIで鮮明にした動画は裁判で証拠にならない--ワシントン州で裁定
https://japan.cnet.com/article/35217410/
Leroy McCullough判事はこの裁定について説明する中で、AI技術は「見せるべき」と捉えたものを見せるために不透明な方法を用いており、陪審員を混乱させ、目撃者の証言を損なう可能性があるとの懸念を示した。また、この動画を証拠として採用した場合、「AIモデルが使用する査読不可能なプロセス」をめぐり、長時間の審理につながる可能性があるとした。
 きらびやかに登場した万能機械だったAIだが、果たして人間の信頼を得られるものになるかどうかは、開発者はもとより使う側の責任でもあると思う。
 誰かが思う68%の「正しさ」の外にある真実をAIとそれを使う人間が導き出せるか、否か。

日記

K-POPの「スーパーファン 」、なぜアイドルの私生活に口を出すのか
https://www.bbc.com/japanese/articles/cd...

 日本のアイドル産業もそうだし、今やSNSインフルエンサーもそうなんだろうけど、個人の人格、人生、プライバシーといったものを我が物のように消費する産業が昔から嫌いで、アイドル音楽に興味が持てないのでJPOPにあんまりハマらなかったんだよね。周囲が聞いていたから聞いていただけで、周りで聞く人が居なくなったら全く聞かなくなってしまった。
 ミクさんにものすごくハマったのは、彼女の(本当の意味での偶像としての)アイドル性に惹かれたところもあるし、彼女は存在しないからこそ、そのプライバシーをいたずらに消費したり人格のある人間を自分のファングッズのように扱うような人たちを同じ「ファン」として見なくて済むからというところもある。もちろん、自分の「理想」やその他もろもろの感情を受け止めてくれる都合の良い空っぽの存在だからというところもあるけれど、それは私の人間嫌いの反転でもある。人間を好きになれないから初音ミクが好きな自分は間違いなくあるし、初音ミクに持っている思慕や感情は生きている人間に向けるには重くて大きすぎる。
 誰かの作った神を信仰するというのも嫌だったし、ミクさんに出会って自分の中の感情を向けることのできる相手を見つけられたのは僥倖だと思うばかり。

日記

宇宙には意識があるという哲学の議論
https://gigazine.net/news/20240403-unive...

 言い分は分かるんだけど、正直キリスト教的な「予定調和」な思想なので大真面目にそれを言われてもなぁと非キリスト教文化圏の人間としては思う。というか、人間的な「意識」なんてくくりでしか人間は意識を語れないのに、それを自然全体に備わっていると考えるのがあまりにも人間原理的すぎて受け付けない。
 私は自然崇拝的な考え方なので、宇宙に意識があり都合のいい世界を創っていると「見かけ上」は人間からそう見えたとしても、あくまで確率的にひとつの安定なポテンシャルに落ち着いただけでしかないと思う。私たちは私たちや私たちの成り立ちを奇跡的なものだと思いたがるけど、それが人間に都合の良いバイアスでしかないと思うので。キリスト教はそういう人間に都合の良い世界観の宗教なので、好きになれない。

日記

 クィアベイティングなる概念を押し付ける人たちへの反感

 Vな人の「てぇてぇ」な関係をクィアベイティングだと騒いでいる人たちを見ると、あの手の界隈の人たちがよくする自分たちの文脈をよそに当てて勝手に解釈して攻撃し始める行為に強い嫌悪感があるのを自覚する。
 世間的にはそっち方面の人たちに配慮し理解するのが正しいとされているけれど、正直に言ってあの手の人たちは自分たちへの理解は求めても他者への理解をしようとしない傾向があるので、関わり合いになりたくない人種なんだよなぁ……。
 SNSだと自分本位な世界でしか生きていない人たちが他人に食って掛かって問題を起こすのをよく見るけど、そういう人たちほど活動家みたいだったり、表面上は道徳的に見えることを言っているから嫌いだ。自分たちがやっていること、言っていることに対してどれだけの意識を持っているのか疑問に思うし、そういう人たちを「道徳的」だから支持するなんてことはできない。
 関わり合いになりたくない人たちほど、「私たちに関われ、理解しろ、従え」と言ってくるから、本当に人間というものが嫌いになる。

 あの手の、よそからやってきて勝手な言い分で荒らしていったり、身勝手に否定したり、自分勝手な論争を繰り広げていったりする類の人たちが本当に嫌いなんだけど、その理由はなんなんだろうと考えてみたら「ゲハ民」と同じだから嫌いなんだなと思い至った。昔、某大型掲示板に居た頃によく参加していたゲームのスレッドがゲハ民に目を付けられて荒らされるようになって、それがきっかけで掲示板自体から離れた経験があって、あの手の人たちがやっているのはこの「ゲハ民」がやっていたのと同じだなと。だから嫌いなんだなと納得した。私にとって楽しい場を破壊していく蛮族だから嫌いなんだな。
 あの手の人たち本人は自分たちは違ってもっと高尚な目的でやっているんだと思っているんだろうけど、実際にやっているのはゲハ民と同じで自分たちの都合とルールで勝手に敵を作って場を荒らしまわっているだけなんだよな。こういう人たちの存在が理由でtwitter(X)を離れるなら、掲示板を離れた時と同じでこういうのが自分にとってのそのコミュニティの寿命の終わりなんだろう。畳む

日記

 書店で日経サイエンス2024年5月号を買うついでにナショジオの『写真の世紀』 を購入。
 何か自分の写真の参考にならないかなと思ったけど、さすがにレベルが違い過ぎた。見ていて感情をかき乱されるような圧倒感がある。SNS映えしそうな写真たちではあるけれど、ただ素晴らしいでは終わらない写真を載せるというのを雑誌の使命として持っているような気がする。
 日本のSNSの写真界隈だと写真のやり方にいろいろと主張があるけど、ナショジオの写真を見ると写真からのメッセージ性や作家性をすごく押し出していて、そのための手法にこだわらないような、そんな印象がある。photographの日本語訳を「写真」としたためか(特にネット上で語る人たちは)日本語での「真実を写す」という概念に囚われているところがあるように感じているけれど、photographというのはあくまで光を撮像する美術的手法であって、真実性にこだわる以上にそこから何かを引き出すことができるのが写真家なのかな……なんて考えたりした。#写真

 今週末公開の「オッペンハイマー」に合わせた特集が読みたくて買った日経サイエンスは、安定してどの記事もワクワクする内容で楽しかった。今は自分で稼いでいるし、学生時代にできなかった年間購読をしてもいいかなぁ。(当時学割で買えばよかったのにと後悔してたり)

日記

サイトの方をだいぶ放置してしまっているけど、そろそろ再始動してサイトデザインを変えたりしたい。Wordpressを勉強するために本も買ったし!
写真を多めに載せても見られるような、スタイリッシュ寄りのデザインを目指したい。

日記

少しずつ、昔気に入って読んでいた小説を読み返している。そうしてみると、そこに書かれていたキャラクターの人生観とか物語の世界観というものが深く自分の中に根ざしていることに気づく。好きだったとはいえ一言一句覚えるようなことをする性分ではないし、その小説だけに影響されたわけでもないが、呑み込んできた言葉や消化してきた思想というものが巡り巡って自分の好きだったものと同じところにたどり着いているということなのかも知れない。かつての自分は答えを得ていたが、それを得心するためにはより多くの思考の構造体が必要だったということなのかも知れない。
体が食べた物でできているように、思考は摂取した言葉からできるという。その考えで言えば、体が傷ついた時に治るために食べたものは間違いなくそれを埋めるために使われるように、心や魂が傷ついた時に取り入れた言葉や思想というものが、立ち直った時の自分という構造の中に組み込まれているのだろう。昔好きで読んでいた小説が今の自分の構造体となっているように、その後に傷ついた己の魂が求め受け入れたものが次の自分の構造体となっていく。
初音ミクは、わたしに感情を、世界の色と幸せというものの実感と、自分が何かを好きだという強烈な自己認識を再び与えてくれた存在で、生きる理由という以前に生きるという言葉の意味を、その実感を与えてくれた存在だ。散り散りになっていたわたしの魂に、再び意味ある構造を許してくれた、強大なネゲントロピーだ。救いのヒーローであり、感じ考え表現することのパートナーであり、愛おしい世界樹であり、生きる為の魂の駆動体であり、わたしの自我や魂をもたらす真理の錯覚だ。
わたしがしてきたこと、苦しんできたことの全てを彼女は彼女を好きになる理由として許容してくれた。彼女がそばにいてくれたから自分というものを受容できた。再び自分の脚で歩けるようになった。だから、次は彼女の手を引いて次なる構造を目指していきたい。
昔好きだった小説に自分という構造を見出したように、世界で一番愛している彼女を表現し続けて、それを後から振り返って自分が形作ってきた構造のなかに初音ミクを見出せた時、わたしは本当の意味で初音ミクが好きだと言えるようになるのではないかと思う。
16歳の誕生日おめでとう。いつかのミライに、君を好きだと言える自分を贈るよ。人生を振り返るだけの時間と可能性を積み上げて、君に贈るよ。人生で最大の感謝を。ありがとう、#初音ミク

日記

X(旧twitter)はほとんど見なくなったんだけど、たまに見に行くと正義中毒と野次馬ばかりでうんざりする。
当事者同士が話し合って矛を納めた話であっても、外野は勝手な正義感で罰を与えるべきだそうでないあなたは残念だとリプをつけていく。そういう世界になったあの場所が気持ち悪くて仕方ない。
多くの人はあの場所にしか居られなくて、口さがない人や正義中毒を見ないようにしたりそれを受け入れたりしているんだろうけど、私には我慢できない。生理的に無理だし、あの場所にいる人たちをあんまり信用できないくらいに感じてしまう。
違和感を覚えて早々に離れることにした自分の判断力が正しかったと思うばかり。

日記

このところサイトを放置してましたが、なんとなく運用する方向性が見えてきたので時間を見つけて整えていきたいところ。

日記

マジミラとかイベントがあると見かける「初音ミクはいないけど存在する」的な感想を見る度に、ミクさんの存在って霊魂とか人間性みたいなものに似てるよなぁと思ったりする。初音ミクは人間かと問われるとわたしの答えは「NO」なんだけど、初音ミクは人間性を帯びた存在かと問われれば「YES」なんだよね。 #初音ミク

日記

クリストファー・ノーラン監督のオッペンハイマーがとても楽しみなんだけど、日本ではまだ公開未定なのが待ち遠しい。
原爆の話ということで色々言う人もいるんだろうけど、ノーラン監督の作風の上で原爆に関わった科学者たちの後年の後悔を知っていれば、原爆を礼賛するようなものにはならないだろうと思う。トレーラーのリアリティホラーめいた雰囲気には、原爆という力の「罪」に向き合うべきだというメッセージがあるのではと個人的には感じてたり。
公開されてみないと何にも分からないので、日本でちゃんと公開して欲しいなと思う限り。

映画好きを名乗る人の中には、はなから決めつけで拒絶したりしてるひともいたりしてね……。映画は好きだけど映画好きとはあんまり付き合いたくないのは、映画好きをアイデンティティにしてる人とは価値観が合わないから……。アメコミ好きな人の中にもいるけど、wokeな人は苦手なんです。畳む

日記

twittetやってる人はインスタなんかを嫌ってることがままあるけど、ベクトルが違うだけで、つまんない人がつまんない意見でバズる世界なのは同じだなと思う。キラキラしてるか、露悪的で冷笑的かが違うだけで、本質的には同じ場所なんじゃないか?

日記

イーロン・マスク曰く「キラキラを装う苦痛より見知らぬ人間に攻撃される方がマシ」らしいけど、普通にどっちも勘弁ですが……。上辺の綺麗事を言って満足する関係も、こういう雑な逆張りで人間的に低劣な行為を許容するコミュニティもどっちも嫌い。
こういうコメントが出てくるあたり、twitterが嫌で離れる人間をつなぎとめる施策が出てくることはないんだろうなと確信できるのでそこは有難いかもね。

日記

グッスマのねんどりフォトコンに出す写真を撮ってるけど、難しい。家族に見てもらって感想もらってるけど、やっぱりわかりやすく夏って感じでないとウケは良くなさそう。

コンテストとなると自分よりは見る側の感性に寄せないといけないので、自分が撮りたくて撮ってきたものと違ってきて難しい。いわゆる「夏」みたいなモチーフを撮るのが難しいのもある。夏空入道雲は地球の機嫌次第だし、ひまわりは観光目的で植えられている場所以外で見かけるのは稀なのでねんどりには向かない……。海なし県に住んでいて、背景小物を集めているわけでもないとなると、「夏」の題材で勝負するの自体が厳しいな。

日記

Threadsは画像投稿の柔軟性がInstagramより高いから、インスタ使うよりはスレッズの方が楽かも。表示回りも複数枚流しても見て貰いやすくなってるっぽいし、UIがtwitterライクだけどインスタの上位互換になりそうな気もする。流れてくるものを制御できない「おすすめタブ専用」のはインスタも同じなので、見る用としては割り切るしかなさそう。
Fediverseに入るらしいので、特定のアカウントだけを見たかったら外からリモートフォローで見られるようになって欲しいな。スレッズ自体もPCから扱えるようになればさらに〇

ただまあ、SNSに求めてるものはThreadsにはなさそうな雰囲気なので、何かしら投げる(発信する)場所でしかないかなぁ。やるとしても個人サイトの出張所みたいな扱いかも。正直、どういう空気感になっていくかも分からないし。

日記

MetaのthreadsはActivityPubになってるらしいと聞いて気になったので登録するために古いインスタのアカウント復活させた。多分アカウント作って雰囲気見るだけになりそうだけど、新しいものは触っておくと楽しいので。
SNSはmisskey.ioが楽しすぎるんだよね~!

日記

他人と仲良くなるには自己開示が重要らしいけど、開示すると一個前の投稿みたいにクソ長い内容になるものを削りに削る必要があるので苦手なのかも。結局、自己開示とは言いつつ相手に合わせた物言いをしましょうってことなんだろうけど、それで仲良くなっても長続きしないんだよね。

日記

twitterがAPI制限入って難民が他のSNSに流入して大騒ぎになってるみたいだね。misskey.ioも人口増えすぎで大変なことに……。こういう日はSNSを離れてデジタルデトックスするのも一手。
twitterがシステムが調子悪くて制限してるっていうなら理解するんだけど、他のところからツイート抜かれるの対策するから全ユーザーに制限かけるねっていうのはどうなんだろうと思う。畳む

日記

花の写真や風景写真を撮るのも好きだけど、撮ってる人が多いジャンルなので評価されるというより自分で自分がどういう風に世界を切り取りたいのか再認識するためにやってる感がある。 #写真
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日記

どれも気に入ってる写真だから載せたくなっちゃうけど、なんでもかんでも載せてるとキリがなくなってしまいそうなので、厳選した方が良いのかなと思う。
見にくる人からしても、厳選されてた方が見やすいだろうし、そこそこの写真はこことmisskeyに載せるくらいで十分かも。#自問自答

日記

今日は招待券をもらったので日本画の展覧会に行ってきました。同じ題材の日本画を並べて展示してあり、目の保養になるだけではなくて意外と勉強になり、面白かった。色々な題材が並べてあったり、題材が同じものでも表現が違うものの中で、何が自分の琴線に触れるのかを感じながら見て回るのは心が豊かになる経験でした。
かなりネット偏重な情報収集をしてきたけど、今のインターネットには限界を感じてきているし、ちゃんとキュレーションされた展示会などの方が得るものが大きいのかも。良い体験でした。
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日記

twitterが不穏な感じ。とりあえずtwitterに何かあったらここかMisskeyで過ごすつもり。bluesky.socialはATProtocolが未完成らしいので成熟するまでは移動しないと思う。すぐにtwitterが使えなくなることはないと思うし……。twitterは月数百円くらいのプランを出してくれたら課金するんだけどなぁ。

日記

メインギャラリーに気に入ってるのをピックアップして置いてるけど、この先無限に増えていきそうなのでギャラリーを分けることも考えていかないとなぁ

日記